INTERACTION

ここでは、実際にご依頼いただいたお客様の声をご紹介しております。


 2015年11月に、全日本民医連診療所交流集会を開催しました。全体で、診療所の医師・看護師・事務がそれぞれ約1/3ずつ、合計約160名の企画です。その中で、診療所の外来での教育方法に関するワークショップをTSUKINO WA KAIに担当して頂きました。

 当日は、成人学習者の理論や特徴・研修指導方法としての5 microskillsのレクチャーと、グループ内でのロールプレイやディスカッションが行われ、実際に効果的な教育方法を実践できるように様々な工夫がされており、参加者から大変好評でした。

 参加者から「教えるにはそれなりの技術が必要だということをあらためて考えさせられた」などの感想が聞かれました。

 指導医だけではなく看護師・事務職員にとっても、それぞれ若手を教育する際の重要な考え方と効果的な方法を学ぶことができた貴重な機会となりました。ありがとうございました。

 

CFMDレジデンシー・東北プログラム責任者

健生黒石診療所

坂戸慶一郎

 

2016年、日本プライマリ・ケア連合学会関東甲信越ブロック地方会 in ぐんまの実行委員長を務めさせていただきました、群馬家庭医療学センターの高柳と申します。本大会の企画内容を決めるにあたっては、医師にとっての学習ニーズが高く、かつ多職種協働での取り組みが求められる分野を重視しました。そこで企画したのが、在宅医療の制度・経営面について学べるワークショップでした。講師として真っ先に思い浮かんだのが、CFMD-LTFプログラムを運営している「つきのわかい」のメンバーでした。その理由は、彼らがID理論に基づく教育設計に長けていることでした。CFMD-LTFプログラムで「教え方」を教えてきた彼らであれば、必ずや良いワークショップを作ってくれると確信していました。また彼らは組織マネジメントや経営について、メンバー自身も学びながら、教育モジュールとしても提供しており、テーマと照らしてももってこいでした。かくして開催されたワークショップ「Enjoy🎵在宅医療 初めての在宅医療入門編」は、緻密に準備された期待通りの内容で、参加者の評価も高いものでした。最後にもうひとつ、忘れてはならない「つきのわかい」の特徴、それはみんなで楽しみながら勉強しようという、プレイフル・ラーニング重視のスタイルです。これは生涯学習のスタイルとして大変重要だと考えています。みんなで、楽しく、自己実現のための学びを続ける「つきのわかい」から今後も目が離せません。

群馬家庭医療学センター責任者

前橋協立診療所 所長

 

高柳 亮